学生生活

学生の声

食物栄養学科 2年
安井みのりさん
奈良女子大学での学生生活を具体的に教えてください
 授業コマ数は曜日によってさまざまですが、所謂全休・半休というものは現在ありません。
 私は部活動はラクロス部、サークルは奈良の食プロジェクトに、かけもちで所属しています。ラクロス部は週に4日の練習があり、奈良の食プロジェクトはチームによって活動の頻度もバラバラです。どちらも積極的に参加しています。
 授業や部活動で、ほかのことをする時間がないのでは?と思われるかもしれませんが、アルバイトも連日掛け持ちで働いたこともあります。
 学校で友人たちとご飯を食べたり、休日に遊びに行ったり、趣味に時間を費やしたりと、自分がしたいこともできるように、空きコマなどはもちろん、ちょっとした隙間時間を大切にすることを心がけています。
なぜ食物栄養学科を選びましたか?
 私は小さいころから食べること、人を楽しませることが大好きでした。徐々に自分が人を楽しませることのできる方法の一つに料理をふるまうという形があることがわかってきて、またそれは自分の趣味で好きなことでもあったので、将来へつなげたいと思いました。
 調理の専門学校へ行くという選択肢もありましたが、ただ食べるだけではなくて食べて健康に、そして社会に出たときのことを考えると一般教養などの専門外のこともしっかり学んでおきたいということで、両親とも意見が一致して食物栄養学科を選びました。
奈良女子大学食物栄養学科の魅力とは?
 奈良女子大学は、食物栄養学科のみならず他の学科もですが、学科の人数が少なく少人数授業がベースです。そのためほかの大学よりも学科内の友人、また先生との距離が近く、生じた疑問をすぐにぶつけて解消できるところが良いと思います。
 生活面では、鹿も大学内に入ってきたりと、ゆったりとした自然を感じながら過ごせるところに魅力があります。そして私が大学を決めるポイントの1つでもあった食堂。満足度全国一位の食堂は本当に誇るべきところだなと感じます。食について知っていこうとする人にとって、食堂がこれほどまでに好評価を受けている大学というのは最適な学びの場であると思います。
これまでの学生生活で印象に残っていることはなんですか?
 イベントなどもありますが、強い印象をもっているのは、周囲の友人と話していると最終的には食べ物の話に行き着くということです。どこか旅行へ行きたいというとそこで何が食べたい、遊びに行こうというとまずご飯どうする、などはもちろん、全く関係ない話からも気づかないうちになぜか食べ物の話に変わっていたりだとか。私と同じで、食べることが大好きな人が集まっているんだなと日々感じています。
将来の夢・進路を教えてください
 進路についてはまだ決まっていません。ただ漠然と食に関する仕事に就きたいという想いがあるのみです。というのも、小さいころはパティシェールや料理人にあこがれていたのですが、成長するにつれて給食のおばちゃんや商品開発にも興味を持つようになりました。また、自分の知らない職業が社会にはまだまだたくさんあるのだということがわかってくるようになると、今1つの夢を決めてしまうのではなく、大学生のうちに自分が本当にやりたいことを見つけて、最終的にその夢を追っていきたいと思うようになったからです。
受験生の皆さんへメッセージ
 受験生の方は今、勉強がつらくてしんどいと思っているかもしれません。しかし大学に入った自分を想像してみてください。きっと楽しくなってきます。想像していた通りになるかどうかはわかりませんが、私は頑張って勉強してこの大学に入ることができてよかったな、と思っています。
 学んできたことがこれからの自分を助けてくれます。奈良女子大学で学んだことを活かし、充実した学生生活を送りましょう!
食物栄養学科 3年
岡本ひなのさん
奈良女子大学での学生生活を具体的に教えてください
 授業はだいたい1日3〜4コマあります。必修の科目が多く、同じ学科のメンバーだけで授業を受けることが多いです。調理学実習のように実際に調理する科目や、生体や食品の組成を知るため、例えばタンパク質量を測定する実験などもあります。
 放課後や土日など授業のない時間は、主にサークル活動やアルバイトをしています。
 サークルは奈良の食を広める活動をしている『奈良の食プロジェクト』と、地図とコンパスを持って山などを走る『オリエンテーリング』というスポーツをしています。どちらも大学では新しいことがしたいと思い、はじめました。
 アルバイトはレストランとホテルの朝食スタッフをかけもちしています。特に朝のバイトは、1コマ目のない日の朝を有効活用できるのでオススメです!
なぜ食物栄養学科を選びましたか?
 中学のころ出会った保育所の栄養士さんに憧れて、管理栄養士を目指すようになりました。それほど遠くはないけれど下宿はできる、という実家からのほど良い距離や、管理栄養士の国家試験受験資格が得られ、国公立大学である、という理由で奈良女子大学を選びました。
奈良女子大学食物栄養学科の魅力とは?
 私にとって一番の奈良女子大学の魅力は、やさしく、安心できる雰囲気です。お互い高めあえる友達や、学生のことを親身になって考えてくださる教授、いつも優しい笑顔で接してくださる生協スタッフの方々など、すてきな人たちに囲まれているなと日々感じています。
 とくに、食物栄養学科は同じ学科のメンバーだけで受ける授業も多いので、とても仲が深まります。食べること、食に関することが大好きなメンバーが集まるので、食べ物の話はつきません!
これまでの学生生活で印象に残っていることはなんですか?
 『奈良の食プロジェクト』というサークルでの活動です。スイーツコンテストに参加したり、企業と共同で商品を開発したりと、いろいろな貴重な体験ができました。自分たちで考えたものが形になったときの感動はとても大きいです!調理室でわいわい試作をするのも楽しみのひとつです。
将来の夢・進路を教えてください
 食に関わる仕事に就きたいと考えていますが、具体的にはまだ決めかねています。大学に入る前は、管理栄養士として学校関係の仕事がしたいと思っていたのですが、食に関する知識や管理栄養士としての役割など、大学でさまざまなことを学ぶうちに、やりたいことがたくさんできてしまって悩んでいます。これからいくつか実習があるので、その経験も含めて考えていこうと思っています。
受験生の皆さんへメッセージ
 学んだ内容が自分自身の生活にも役立てられるので、食に興味のある人は、楽しく学べます。また、趣味や話があう友達もできます。きっと楽しい大学生活が待っていますよ!受験勉強はとてもつらいものだとは思いますが、ぜひあきらめずに最後まで頑張ってください。