学生の皆さま
学費負担者の皆さま
国立大学を運営するため国から交付されている「運営費交付金」は、平成16年に国立大学が法人化されて以来毎年1%ずつ削減されてきました。1%は少ないと思われるでしょうが、奈良女子大学の場合、これは教授3人分の人件費に相当します。従って、6年間で教授18人削減に相当する額が削減されたことになり、教育研究面で大きな影響を与えてきました。政権交代を機に1%削減は廃止となりましたが、来年度予算では、約5%の削減が行われることが明らかになってきました。この巨額な削減の中には、学生の支援のための授業料免除や奨学金などのための予算が含まれ、このままでは、近い将来には授業料に反映せざるを得なくなるなど、学生並びに学費負担者の皆様方の負担がますます増大する方向に進みつつあります。
しかし、来年度予算では、これらの削減を取り戻す方策が盛り込まれておりますが、このためには、多くの方々の意見を参考に優先順位を決めるという「政策コンテスト」が行われることになっており、そのための「パブリックコメント」の募集が行われています。(9月28日〜10月19日)。
そこで、できるだけ多くの皆様方に「パブリックコメント」に投稿していただき、未来を担う若者達を育成する事業が有意義であり、このためには、国立大学に予算を配分すべきであるという趣旨のコメントをお寄せいただきたく、お願い申し上げます。
具体的な投稿の方法は以下の通りです。
(下線部をクリックするとそのページが別ウィンドウで開きます)
1) 最初に、ユーザー登録画面からをユーザー登録を行って下さい。
登録の手順はこちらをご覧ください。
2)次に、パブリックコメント手順の解説ページをクリックして下さい。
パブリックコメントへの投稿手順が順番に示されています。
3) 次に、文部科学省要望枠10項目をクリックして下さい。
黄色の背景色で表示されている部分が国立大学関係の事業です。
4) 以上の準備が整ったら、パブリックコメントへの投稿をクリックして下さい。
パブリックコメントのホームページが開きます。
パブリックコメント手順の解説を参考にしながら、実際に投稿して下さい。
5)投稿上の留意事項
文部科学省要望枠10項目の黄色部分6事業は大学関係者にとって重要な事業です。
中でも、事業番号[1904][1905]には必ず投稿して下さい。その際、評価選択肢では高い評価ほど重要視される事を考慮して下さい。
また、記述欄には必ず「国立大学法人運営費交付金」と「科学研究費」等という単語をキーワードとして含め コメントを書いて下さい。
これが後で重要になります。また、必要に応じ、パブリックコメント意見例(学生・学費負担者用)を参考にして下さい。
多くの人達の意見が、国の政策を決定します。身近な政策決定に皆様のご意見をぜひとも反映させて下さい。何卒よろしくお願いいたします。 |