第17回 在学生と卒業生のつどい
      

−若き卒業生による“奈良女での積極的な学び”のすすめ−

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 2011年6月24日(金)に佐保会と奈良女子大学との共催で「在学生と卒業生の集い」が佐保会館2階ホールで開かれました。ゲストスピーカーは現役の学生に最も近い年齢の、「専門職公務員として働く」というご自分の夢を実現した方々であるだけに、「社会に活かせる積極的な学びのヒント」を頂こうと、大学の講義終了の4時半から学生さん達が次々と訪れ、就活への関心の高さと自分らしい学びの姿勢を模索する真摯さが窺われました。
 大阪府福祉職の針多暁子さん 大阪府立砂川厚生福祉センター勤務(H19年大学院博前修了)は、文学部人間行動科学科で発達心理学・臨床心理学分野をメインにアスペルガ―症候群を研究テーマとして、大学院でも発達障がいを中心に学び、臨床発達心理士資格取得。同時に大阪医専の精神保健福祉学科(夜間)へと所謂ダブルスクールに通い、精神保健福祉士資格取得。ご自身の専門と生涯の仕事を一致する道を実現するべく、積極的に学んでこられた熱意と弛まぬ努力、行 動力は、現役の学生さん達に大いに示唆的で、発奮の源になったことでしょう。
 久留米市栄養職の栃原悠希さん 久留米市保健所健康増進課勤務(H22年生活環境学部卒)は当初より出身地での専門を生かした就職に目標を定め、在学中に管理栄養士資格を取得。現在は市内の学校や飲食店の栄養成分表示の推進・指導や食育イベントでの食生活改善の普及啓発に努め、食育プランの関係部門の団体との連携や人的繋がりの中で、ご自身の専門を積極的に活かす公務員として充実した日々を過ごされているご様子も眩しく、一つの理想的な働く姿、お手本を示されました。
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当日の風景

当日のポスター